家を建てる時、またはリホームする時に検討するであろう「エコカラット」LIXILの商品であるエコカラットですが、HPを見てみると素晴らしい機能が沢山紹介されています。
さて、本当にエコカラットって効果があるのでしょうか?
我が家では玄関の正面にエコカラットを使いました。その効果を検証してみたいと思います。
エコカラットとは
エコカラットはLIXIで販売している商品で特徴としては
- 加湿・除湿をしてくれる
- 消臭効果
- シックハウスの原因の低減
が主な機能として挙げられますが、それにもまして人気があるのはやはり「デザイン性」でしょうか?
タイル状に作られた製品、壁紙とは異なり高級感があります。しかも機能的、こんなところが人気のある所だと思います。
我が家でのエコカラット使用例
我が家では1ヶ所エコカラットを使っています。
その場所は「玄関」です。
玄関では「デザインパッケージ」と言われる2m×1mの長方形の物を使っています。
我が家で期待した所は
- デザイン性
- 消臭効果
の2つを主に狙って導入しました。
導入してみて実際の感想
まずデザイン性ですが、これは思っていた通りで、玄関を入ればまず目に入る景色がエコカラットなので見栄えが良いです。
基本タイルなのですが、所々にガラスがちりばめられており、吹き抜け上部から入ってくる光も相まって中々綺麗な感じになっています。
ココは非常に満足度の高い高価でした。
エコカラットの上に照明を付けて上下に明かりを伸ばしてみました。思いのほか照明の明かりが強く物凄く明るい玄関になってしまいました。
これはこれで良いのですが、明るい玄関というのも何なんで、電気はほとんど付けていません。
次に消臭効果ですが、こちらは思ったほどではありません。
やはり玄関という事で、出入りが多く空気の交換が多いため空間の浄化迄進んでいない感じがします。
調湿効果ですが、こちらも玄関という性質上出入りが多いと調湿も何もあったもんではありません。
全体的に6畳間と同じ空間の大きさなので、空間に占めるエコカラットとしては十分な大きさなんですが、出入りに起きる空気の入替に追いついていません。
まとめ
今回このエコカラットを導入するにあたり、2m×1mの材料費として9万円弱と壁紙扱いとしては割と高価な部類です。
取付に際しては見切り材や専用ボンドなど必要なので工賃としても若干上乗せされるみたいです。
もう少し防臭効果があったら良かったと思うのですが、それほどでもないのでそこの期待値としては残念な結果でした。
でも、デザイン的には満足しているので、その点は良かったと思います。
LIXIのショールームでは5cm角ぐらいのサンプルをもらえるのですが、当然部屋に置いていても効果なんてわかる大きさでは無いのですが、一度靴箱など入れるとちょうどいい大きさなので効果を確かめてみるのもいいかもしれません。