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超小型モビリティが認可された!その内容と今後の展開について

2020/9/1に超小型モビリティに対応した道路運送車両法施行規則などの一部が改正。同日に公布、施行されました。

このページではどのような規格が超小型モビリティとして認められたのかまとめてみたいと思います。

超小型モビリティとは

超小型モビリティとは、オートバイより大きく、軽自動車より小さい、1~2人乗りで高速や自動車専用道路を使わずにおうちの周りの近距離の移動を想定した小型車両です。コムスの定格出力0.6kwを超える原動機を利用することが出来、「ミニカー」より動力性能に余裕のある車両を作る事が出来ます。

大きさは「ミニカー」に準じる大きさで2名までの乗車定員とされています。

最高時速は構造上60km/hという事で、自動車専用道路ではなく一般道での走行を考えられています。

2012年ぐらいから各地で実証実験としてエリアを絞って運用されてきましたが、この度その範囲が撤廃されて、全国の道路にて走行することが可能になりました。

利用用途としては環境に優れた地域での手軽な移動手段として普通自動車や軽自動車に代わる乗り物として期待されています。

今回規格化された内容

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今回規格化された物は「形式指定車」と「認定車」の2つのカテゴリーで、多分ですが一般に販売される物としては「形式指定車」の区分のものと思われます。車両上は「軽自動車」の一種類として認定され、現在の軽自動車の黄色のナンバープレートと違う色の物が用意されるという事です。後は最高時速が60km/hであることを示す標識を車両後方に掲示することが求められます。

日産ニューモビリティコンセプトやトヨタのiRoadなど、実証試験で利用されていた車両がそのまま該当する規格ですので、メーカーが一般販売すれば、皆さんが購入する事が出来ます。

また「認定車」というカテゴリーは超小型トラックや小型の乗り合いバスのような物を想定されていると思われます。

いぜん投稿した記事で超小型車の規格について書いたものがあり、ほとんどそのままの内容で発表されたので、詳しくはその記事をご覧いただく方が良いかもしれません。

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いつから販売されるの?

さて、この新しい規格の「超小型モビリティ」ですが、いったいいつから販売されるのでしょうか?今現在アナウンスされている物はトヨタ自動車から2020年12月に販売される物がありますが、それ以外ではまだ発表されていません。日産ニューモビリティコンセプトなども規格内ですので、メーカーがその気になればいつでも販売することが出来るのでしょうが、今もアナウンスはありません。ですので、これからいろいろな自動車が販売される事を楽しみにしておきましょう。

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