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コムスに乗って4年目、4年乗ってみてわかった事【再レビュー】

コムスが納車されたのは2017年12月でもうすぐ4年が経ちます。コムスに乗ってみて、思ったところ、感じた所を4年目の今、もう一度レビューしてみたいと思います。

又このページはコムスを運転してて気が付いたことを書き込むので、逐一更新しています。

私のコムス

私のコムスは中期と勝手に私が読んでる2014年4月以降モデルチェンジされた物で「P・COM」と呼ばれる個人ユーザーをターゲットにしたモデルです。

購入時の価格は約90万円、その時は補助金も無くそのまま現金で支払いました。購入は2017年12月で、現在(2021年9月)の走行距離は4,043kmです。

通勤では使わず、近所のお買い物や用事を済ませる車ですので、それほど距離は伸びていません。原付相当という感じでしょうか。それでも以前所有していた原付より距離は伸びています。

色は今はカタログから無くなった「ボルドーマイカメタリック」太陽光のもとでは紫色が映える色です。コムスの製造元の「トヨタ車体」が製造しているハイエース・アルファードでは特別色でオプション料金がかかりますが、コムスではかかりません。

何となくこの辺りトヨタ車体の意地が見られますね。

付けたオプションは「ドア」と「アクセサリーソケット」何れも後付け出来ないオプションで、私の中では必需品と思うオプションです。

維持費

コムスの維持費ですが、家計の中で言うと「誤差範囲内」と思います。毎年の税金は4千円程度、任意保険はファミリーバイク特約で年間1万円以下、車両保険は別で契約していますが、1万5千円程度となっています。

毎月かかる費用としては、駐車場は自宅の駐車場なので0円、電気代に関しては「あっても無くても変わらない」程度で、わざわざ計算するほどではない感じです。電気代なのでガソリンスタンドで毎回お金を払う物では無いので、ハッキリ言って意識したことはありません。

4年たった現在も1km走行するにあたりかかる費用は2円ちょっとと激安です。現在の高くなったガソリン1Lを150円と見て考えると75km/L程度とスーパーカブを凌ぐ燃費です。

ガソリンが高くなるほど普通の車よりお得になる。ハッキリ言ってビビるぐらいのコスパを誇っています。

劣化について

皆さんコムスを含む電気自動車全般に関して気になる電池の劣化状態ですが、コムスは一般的に数ある電気自動車で採用されているリチウムイオン電池では無く、鉛バッテリーを利用しています。鉛バッテリーといえば普通の感覚で言うと車検の2年や3年で劣化するので交換が必要という認識だと思いますが、私のコムスでは全くそんな感じはしません。

納車当初、電池のインジケータメモリ1つ辺りが約7km程度でしたが、現在でも同様の約7km程度を維持しています。冬場以外はこの距離感で走る事が可能で、50km程度の走行距離は十分確保されています。

充電にあたり特別な事はしておらず、説明書通りの充電方法を守っていただけなので、バッテリーはかなり寿命は長いのではないでしょうか?もちろんパワー感も変わりはありません、最高速に向かう加速感も変わりません。少なくとも年数に関する劣化具合は感じられないというのが私の印象です。

巷では電気自動車といえばリチウムイオン電池こそ正義!という意見もありますが、鉛バッテリーは非常に安価で扱いやすく、適材適所のコムスのキャラクターにあったバッテリーだと思います。

車体としてはそれほど距離も走っていないので乗り心地も当初と変わらない印象です。非常にシャッキリ、がっちりしています。

現在の印象は

コムスを乗ってみて4年間、現在の印象は「とっても楽しい車」です。この辺りの感想は最初の頃から変わりません。最近では冬場以外は意識してドアを外して走る事が多くなりました。爽快感もありますし、乗り降りもしやすいので、街乗りの利便性もグッと上がった印象です。

よく言われる周りの車から見る安全性(見えにくいのではないのか?)に関しての印象は「周りの車の方が気を遣ってくれる」感じがします。信号待ちをしても、走ってても普通自動車より車間距離を空けてくれる感じがします。見た目が目立つ効果とか、ブレーキが効きにくいとか、加速が悪そうに見えるとか運動性能に疑問が湧くのでしょうか?

雨の日でも通常の雨であれば走ってる限りウインドスクリーンがあるので体は濡れませんのでほとんどドアは付けていません。ドアを付ける付けないの基準は水たまりが多いかどうかで、水たまりが多い時は対向車から水しぶきをかけられるので、その時はドアを付けます。

普段からトランクに畳んで積んでいるので、雨が激しくなったタイミングで取り付けます。取り付けたとしても両方合わせて2~3分程度で取付れます。ちなみに後部ドアはよっぽどでない限り付けなくても雨は入ってきませんので、積んでもいません。

元々チョロQのようなコムスなので街中を走ってても目立つんですが、ドアを外す事でさらに目立つようになったんですが、「もう慣れました」信号待ちで止まるとかなり高い確率で隣の車から見られるのですが、その辺りも「慣れました」

4年たって改めてどれだけ目立つのか大阪一番の繁華街梅田で検証してみました。

結果としては町の人々はあまり気には留めないようなので、その辺り気にして乗るのをためらった方もあんまり気にせずに乗って頂けると思います。

運転に関しては、街中のちょっとしたコーナーも道路幅をいっぱいいっぱい使って回る事を意識して走ってます。

コムスのブレーキは良く効くのですが、回生ブレーキの制御が「On/Off」的な所があり、特にカーブを曲がる時の速度域の微細なコントロールが”ガタガタ”になりがちです。

そのような事も相まってドライビングの教科書的な走りである「スローイン・ファーストアウト」すなわち一気に減速してコーナーの頂点を境に加速していくという、これはどの車でも、どの駆動方式でもすべてに活用できる基本のドライビングテクニックですが、それが知らず知らずのうちに身についてきます。

これはスキーの練習方法で、長いスキーを乗っている人が短いショートスキーを乗るとスキーの真ん中に乗れるようになって滑りが上達するという変な癖を矯正させる練習方法に通じる物があります。

実際には一般の車に比べてそれほど速度がとびきり早いというわけでは無いのですが、「気分的に早い」です。それなりに走ると結構早いんですけど、走っている速度以上に早く感じます。

コムスに乗ると絶対的なパワーが非力な為に自然に無駄な動きを減らす運転になって行きます。よく感じるのは街中のコーナリングスピードが異常に速いと感じます。直線である程度車間距離が開いていても、交差点を曲がった後は殆ど開いた車間距離は詰めている感覚です。

こんな事もあって、維持費も安いし、運転して楽しいし、4年たった今でも飽きずに走らせています。

コムスに乗るまでは”この楽しさは乗るまでわかりませんでした。”

1人でも多くの人にコムスの楽しさがわかってくれると良いなと思います。

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