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ATOTOアンドロイドナビ、ナビゲーションアプリレビュー

アンドロイドナビであるATOTO ナビですが、インストールするナビゲーションによって自分なりにカスタマイズできます。

代表的な地図アプリのGoogleMapとナビアプリとして有名なYahooカーナビとオフラインマップ機能があるMAPS’MEの3つを比べてみてカーナビとしての使い勝手とメリットとデメリットを書いてみます。

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GoogleMap

標準でインストールされているご存じGoogleMapです。

googlemap

ディスプレイについている「ナビ」ボタンを押すことで起動させることが出来ます。

表示される画面はATOTOナビ用に特に特別に作られてたモノではなく、アンドロイドタブレットで表示されるGoogleMapそのものです。

ルート検索もできますし、3Dや衛星写真表示もOK、交通渋滞情報まで表示されます。

GoogleMapアプリのメリット

動作が軽い

一度表示した地図に関してはある程度本体に保存するため地図の表示が早く、かつスムーズです。新しく開くエリアに関しても大まかな道路を先に表示させるためストレスが少ないです。

通信速度が低くても支障なく動く

一度表示したエリアに関してはキャッシュが効く為自社位置から近くの地図は通信速度が低くてもあまり支障はありません。ルート検索もスムーズですし、ルート検索後もルート周辺の地図を自動的にダウンロードしているのでストレスをあまり感じず動作します。

もちろん通常の高速モードであれば全く支障のないレベルで利用できますし、Google検索からのWeb画面の表示などとてもスムーズに動きます。

電源ONからでもすぐ使える

車のキーをONにしてもATOTOナビはWiFiの接続をするまで1分程度時間がかかります。テザリングでスマートフォンに接続させていてもその間データのやり取りは行われないのですが、GoogleMapは本体に周辺やルート上の地図情報を先読みしてるのですぐ使えることが出来、ストレスがありません。

Google検索からの他のアプリへの連携がスムーズ

アンドロイドナビの真骨頂だと思います。音声認識による施設の検索からルート作成、ナビ開始までとてもスムーズに直感的に操作させることが出来ます。

GoogleMapでの検索情報からWeb検索までスムーズに動作させることが出来ます。

近所で利用する分にはネット接続が必要ない

オフラインで地図を保存するため自宅近くでルート案内を利用しない場合などはネット接続が必須ではありません。車に乗り込む前にテザリング用の機器ONが必要なく使えるのでちょっと移動するのに煩わしいことなく利用することが出来ます。渋滞情報などは取得することは出来ませんが、普段の利用に関しては特に支障は無いと思います。

GoogleMapアプリのデメリット

デフォルトの地図スケールの設定が出来ない。

GoogleMapアプリを開くと縮尺サイズが常に同じスケールで表示されます。またピンチイン・ピンチアウトによって縮尺を変更した後、「現在地ボタン」を押して現在地に戻った時も常に同じスケールで表示されます。

一旦詳細地図を確認するためピンチインして拡大をしても「現在地ボタン」を押すと割と広域なスケールに戻ってしまうので又確認するたびにピンチイン動作をする手間があります。

自車位置がわかりにくい

自車位置は青い点であらわされるのですが、パッと見た感じわかりにくく、自社位置を見失う事がそれなりにあります。ただしナビゲーションにすると地図の表示が変わって自車位置も三角になるので見やすくはなります。

GoogleMapを使ってみて

GoogleMapはある意味純正地図アプリですので地図を見るための機能が充実しています。動作も軽く、音声認識も正確ですし、ほかのアプリとの連携も素晴らしいものがあります。

又、オフラインでの利用もある程度可能ですので、自宅近くで利用する際にも煩わしさはありません。

惜しむべきことはデフォルトの地図スケールの設定が出来ない事で、普通のカーナビで普通にできる地図スクロール中の尺度と運転中の尺度が変えられないため地味にストレスがたまります。ココが改良されたらとても使いやすいナビになると思うので、改善に期待したいところです。

Yahooカーナビ

YahooNavi

こちらもナビアプリとして使っている方が結構いらっしゃると思います。

見た目は普通のカーナビに近く動作やボタンの配置等なじみやすいレイアウトです。

Yahooカーナビのメリット

地図が見やすい

さすがにカーナビ用に作成されたソフトだけあって地図の表示がシンプルで見やすいです。GoogleMapで気になっていた地図スケールのデフォルト縮尺についても自由に変更でき、保持もしてくれるのでその辺りのストレスもありません。

操作と機能がカーナビと遜色ない

画面に配置されるボタンの大きさや機能などよく考えられておりストレスを感じさせない設計になっています。検索に関しても音声検索に対応してますし、普通のカーナビと同じく施設ジャンルからの検索等一般のカーナビから乗り換えても違和感なく操作することが出来ます。地味に驚いたのは昼間にトンネルに入ると自動的に地図の背景が夜間モードになる事で、こんな細かいところまで作りこんでいるかとビックリします。

ルート案内の機能が豊富

ルート案内時の画面は3D画面のヘディングアップが標準ですが、平面図に変更したり、ノースアップに切り替えることも可能です。画面上には必要な情報しか表示されず、交差点情報も正しく表示されます。全く普通のカーナビと同じと考えて問題無いと思います。

Yahooカーナビのデメリット

通信が低速モードの時動作に遅れが見られる

通信速度が速いモードで利用する分にはとてもスムーズに利用できますが、低速モードの時には地図の再更新に時間がかかります。

yahoocarnavi-chizu

特に起動始めについては地図の表示すらままならない事があります。いったん表示されてもスクロールさせると地図の表示がされるまで20秒ほど待たされる感じがあります。

電源ONから利用するには時間がかかる

地図情報をキャッシュせずに毎回ダウンロードする関係上、車のキーをONにしてもWiFiでのテザリングが接続されない限りエラーが表示されて起動できません。そのため地図とナビゲーションを再開するためには1分程度時間がかかってしまいます。

またたまに復帰が上手くいかなくて現在地と全く違う場所(例えば自宅周辺」)などが表示される事があります。この時はいったんアプリケーションを終了指した後再度起動させると正しく動作します。

Yahooカーナビを使ってみて

Yahooカーナビは普通のカーナビから移行した人にとっては一番違和感なく使う事が出来ると思います。おまけに渋滞情報を自動的に表示したりでき、一部カーナビ専用機を超える機能も持っています。

欠点として通信速度が低速の場合、機能が豊富が故の動きのもっさりさがあるのですが、施設検索やルート検索などは少し反応が遅い物の利用するには支障ありません。最も通信速度が高速であるなら全くストレスなく使う事が出来ることは追記しておきたいと思います。

この辺りは利用する方の通信契約によって変わってくると思いますが、私はUQモバイルユーザーなので「高速」「節約」モードを待ち受け画面のウイジットに登録して簡単に切り替えが出来るようにしているので速さを要求する時は「高速モード」に切り替えて使っています。

又オプションですがYahooカーナビ専用リモコンも利用でき、これを利用すれば画面にタッチせず様々なコントロールが可能になります。

navi-rimocon

最近再販されたので機会があれば購入していただくと、ながら運転の防止になりますし、よりカーナビ専用機に近づく事が出来ます。

Tipsとしてですが、このYahooカーナビリモコンはATOTOナビとBluetoothで接続して利用します。

注意点としてはATOTOナビはBluetooth1と2で2つ搭載していますが、1つは携帯電話との接続用なので対応規格がモリモリですが、2つ目はペアリングや機器接続などサブ的に利用するための物になっています。

このBluetooth2と言われる2つ目の物を利用する時はいったん一つ目のBluetooth1の利用を停止してからペアリングしないと接続が出来ません。一度ペアリングすれば問題無いので初めてペアリングする時は注意すると良いでしょう。

MAPS’ME

沢山あるナビアプリの中で数少ない完全オフライン対応のナビアプリです。

maps-me-umeda1

見た目すぐわかるのですが、GoogleMapとYahooカーナビと違い地図が質素です。

情報量的には必要十分といった感じで昔のゼンリンの地図を利用したポータブルナビのような感じです。

機能的には地点検索やルート案内も出来るようになっています。

MAPS’MEのメリット

地図と自社位置が見やすい

シンプルな地図なので地図と自社位置が見やすいです。縮尺に関係なく見やすいのはメリットです。

maps-me-rute

地図をダウンロードしてオフラインで利用が出来る

MAPS’MEの大きなポイントで、あらかじめ地図をダウンロードしておくことでオフラインで通信を気にすることなく利用する事が出来ます。

ダウンロードの範囲は地域や都道府県単位で行う事が可能です。

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地図をあらかじめダウンロードしているため、車の再始動時でもすぐナビを利用することが出来ます。

MAPS’MEのデメリット

詳細検索ができない

交通機関の駅などは検索が出来るようですが、施設関連の検索が難しい感じです。

ですので、ルート検索を行う場合は停車時にゆっくり設定する必要があります。

動作が少し遅い

初期地図の読み込みや地図の再描写が全体的に動作が遅い感じがします。

ただし、ルートが外れた時のリルートもは早く特にストレスはありません。

他のナビソフトと見ると機能が劣る

元々オフラインで地図を見るという事から始まっているため詳細検索を含めナビソフトというより地図ソフトのオマケでナビ機能が付いたという感じがします。

ルートの選択も少し疑問に思う事もしばしばあります。

MAPS’MEを使ってみて

このソフトの肝は「地図をオフラインで利用するか」という事だと思います。

オンラインで利用できる場合は他のGoogleMapやYahooカーナビを利用したほうが便利だと思いますが、車を再始動した時のストレスが無いのがオフラインを基本として利用するこのソフトの真骨頂かと思います。

例えばいつも使っている道路、ナビで地図を表示するためにはテザリングを有効にしなければなりません、近所のスーパーに行く時もわざわざテザリングを有効にするには手間がかかります。そんな時にはMAPS’MEを表示すればわざわざテザリングで接続する手間は省けます。私もなんだかんだで、近くの道を走るときはMAPS’MEを利用していることが多いです。

ナビとしての機能は他のナビソフトと比べると落ちますが、普段使いで近所を走らせるぐらいならわざわざテザリングで接続する手間が無いので以外に利用することが多いナビソフトかと思います。

いかがだったでしょうか。今回は3つの代表的なカーナビソフトを紹介させていただきましたが、それぞれ一長一短があります。
カーナビ専用機から乗り換えだとYahooカーナビが違和感なく利用できるのですが、オンラインが基本のため車の再稼働時の動作が少し気になります。
GoogleMapは最近になって「運転モード」が追加されたのでこちらを利用するとカーナビ専用機に近づく事が出来ますが、通常時の地図モードと同じくデフォルトの地図の縮尺が変更できないのが地味に不便です。こちらはGoogleに改善提案が出来るので声が大きくなると機能追加されるかもしれません。
MAPS’MEはあらかじめ地図をダウンロードして使えるため近所で利用する場合は車の再始動ですぐ利用できる等メリットが高いのと、一部オフラインはGoogleMapでも利用できますが、デフォルトの縮尺の変更が出来ないのと自社位置が見難いのが難点です。その点MAPS’MEは自社位置が見やすく地図の縮尺が保存できるため、さっと使うときに使いやすいメリットがあります。
この機能が後からアップデートされるという事もアンドロイドナビの利点ですので、皆さん使いやすい物を探して使っていくとすごく便利に使えると思います。
そもそものATOTOナビのGPSの精度が高いため、どのアプリを使っても自社位置の表示精度は問題なく、非常に使いやすいです。
私はリモコンも持っているし、使いやすいのでYahooカーナビを主に使っていますが、GoogleMapで施設情報を調べながら使い分けて利用しています。使うこなすほどにドンドン便利になっていくところがアンドロイドナビの良い所だと思うのでぜひ使ってみてください。
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