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土地の形

土地の価格について

土地の価格は”利便性”、”面積”、”日当たり”などで大きく変わってきますが、このほかに”形”という物でも価格は変わってきます。時として同じ分譲地なのに数百万円も変わったりします。なぜこれだけ違うのでしょうか、私が家を購入する際に調べた中で色々思ったと事を書いてみました。

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利便性

ココは大きく説明する必要のない部分ですね、単純に駅から近い、近くに学校がある、スーパーがあるなどで利便性が変わってきます。不動産のチラシで書いてある”駅から徒歩○○分”、”車で○○分”これってきちんと基準があります。徒歩は1分間に80m、車は1分間に400mと計算されます。ちなみに1分未満は切り上げされます。実際に計算してみましょう。

例)900mの徒歩所要時間を計算

900(m)÷80(m)=11.25 (徒歩での所要時間12分)

自動車の場合

900(m)÷400(m)=2.25 (車での所要時間3分)

計算すると小数点以下で0.25分発生していますがそれぞれ切り上げて12分と3分になっています。この所要時間は徒歩経路は考慮に入れますが、信号待ちや踏切での電車待ちは考慮に入りません。もちろん歩く速度は個人差がありますが、だいたい1分間では80m進むものとして計算されます。この計算からわかる通り目的地まで800mまでが10分圏内になります。

利便性が土地の価格として大きなウェイトを占める物としては駅が一番大きいです。駅にしてもランクがあるので普通しか止まらない駅より、急行や特急が止まる駅の方が価値が上がります。総じてそういう駅は商業施設も多くありますので、それも価格を引き上げる一因になっています。

個人的にポイントが高いと思うのはスーパーまでの距離が近い方が便利だと思います。現在の所はスーパーまで歩いて2分ぐらいなのであまり不便さはありません。ちょっとした冷蔵庫替わりに使ってる感じです。コンビニでもいいのですが、やはり価格が高いですし、商品が無いものも多いのでやっぱりスーパーが近いと便利です。

大きさ・場所

ココは単純に土地の大きさによって価格は変わります。計算方法や算定方法については私より専門家がたくさんいるので、その方のHPをご覧になった方がよいかと思います。私なりに感じたことは場所によって大分価格は変わるなと思いました。駅から近い、商業施設から近いというのは総じて人気が高いということで値段が高いのはわかるのですが、関西で言うと西宮市の阪急北口とか人気なのですが、確かに商業施設は近いのですが、物価はそれほど安くないと思うので、土地のブランドとかで価格も変わってきます。最近ではこのブランド志向というのが幅を利かせてる感じがします。

あとは線路沿いの土地なども総じて安くなる傾向があります。ココは単純にうるさいからだと思うのですが、生まれてから線路沿いの家に住んでいる人はそれほど気にならないということを聞いたので、気にならないのなら良い選択かとも思います。

日当たり

ココは圧倒的に南側が開けている土地は高いです。逆に北側が開けている土地は総じて価格が低くなります。南向きの土地は冬でも日光が当たりますので、窓から差し込む明かりで家の中が明るくなります。ただし、南側に戸建ての家があったとしても2階にリビングを持っていくことで明るいリビングを作ることが出来ますので、私はあまりこだわる事は無いと思っています。

日当たりとしては西日がよくあたる所は午後から日光が当たる感じになるので、夏場はとても暑くなります。前に住んでいたマンションでは西日が当たる部屋の鉄板でできたドアが熱膨張で開かないというとても笑えない状況が発生していました。

そういう事も感じていたので我が家では、西日が当たる時間が少ない場所も考慮に入れて土地を探していました。

最後に土地の形ですが、ココも価格に大きく左右されます。一番高いのは正方形の形、次に長方形・多角形、次に三角・旗竿という感じだと思います。色々調べれるとわかるのですが、正方形の土地はあまりありません。大きな区画を造成し○○タウンみたいな売り方をしているパワービルダーと言われる会社以外は昔からある土地に限って変わった形が多いです。

三角形の土地は中国では忌み嫌われます。それと単純に家を建てたときに”真四角に建てれない”、”三角の先っちょが無駄になる”というもっともな理由もあります。ただそこは駐車場や自転車置き場、物置を置くとか利用方法によって有効活用できるとは思います。

変形土地の中でも旗竿と言われる土地は使いにくさも相まって人気がありません。旗竿というのは土地の形が通り旗の形をした土地で、持ち手の部分ははっきり言って通路や駐車場にしかなりません。また大体家が奥まったところにあるため回りに同じような大きさやさらに大きな家が建った場合には日当たりは悪くなります。

多分土地の形で価格を付けた場合、価格が一番低くなる土地だと思います。

まとめ

どうでしたか、土地の価格を決める要素についてまとめてみました。単純に大きさだけで土地の価格が決まるわけではないということが分かったと思います。この辺りは色々と調べていくと徐々にわかってくると思います。一番大事なのはその土地に行って肌で感じてみるということだと思います。初見で無理だと思った土地はもう無理です。これから数十年住む土地です。自分のインスピレーションを信じましょう。できれば昼間と夜、平日と休日でその土地に尋ねてみれば雰囲気は感じ取れると思います。休日に見に行った家の前は静かな道路でしたが、平日の朝は幹線道路の抜け道で大型トラックがひっきりなしに通る場所だったということもありました。

色々書いてみましたが、結果我が家が選んだのは”旗竿”と呼ばれる一般的にとても人気のない土地でした。なぜこの土地を選択したのかは別の機会気に触れますが、一般的に旗竿や三角の土地は通常の物より1~2割ぐらい安く価格が設定されています。その分同じ予算でより大きな土地を手に入れたり、異形な土地の建築が得意な会社に建ててもらうというのもありかと思います。

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